筆子さんの本「本当に心地いい部屋」を読んだ感想。片付け下手の強い味方!

筆子さんの本「本当に心地いい部屋」を読んだ感想。片付け下手の強い味方!

カナダ在住の人気ミニマリストブロガー:筆子(ふでこ)さんの本を、久しぶりに読みました!

いやぁ〜、面白かった!筆子さんの文章は、読んでいてスッと心が落ち着く感じがします。

今回はそんな本「本当に心地いい部屋」の感想を、ブログにまとめます。

おしゃれな部屋にするより、大事なことは何?

まず本屋さんでこの本を手にとって気になったのは、「部屋の写真が1枚も載っていない」という点です。

部屋の写真どころか、写真自体が1枚もない!

筆子さんはこの本の中で、「雑誌やインスタグラムなどで、『おしゃれな部屋』『素敵な部屋』として紹介される写真を見て、他人が言う『おしゃれな空間』を追い求めた結果、失敗する人が多い」と言います。

今の人はそれで本来必要のない収納グッズやおしゃれ小物などを買い物しすぎて、結果やたらと物が多い、窮屈な部屋にしてしまう傾向がある、と(私にも身に覚えが…)。

だから敢えて、この本には部屋の写真が1枚もないのかな、と思いました。

そして深く共感したのは、▼こちらの文章です!

自宅は、おしゃれであることより、快適であること、ちゃんと休息できること、自分らしさを感じられること、やりたいと思うことに打ちこめること、のびのびできることが大事なのではないでしょうか?

本当にそう!

家は別におしゃれでなくても、自分や家族にとってそこそこ快適で、落ち着ける場所であればそれで十分。

何をするにも気が散らず、はかどりやすくなるんですよね。

家の片付けやインテリアのことで変に迷いそうになったときは、この本のこの文章を繰り返し読んで思い出したい!です。

1日15分ほど、毎日少しずつ片付ければ楽しくはかどる

私のように「元来掃除や片付けが得意な方ではない」という人でも、「1日15分ほど」と決めて毎日コツコツやれば、楽しく続けられると思います。

1週間で8割捨てる技術」を読んだときも思いましたが、筆子さんは読者に「それくらいなら、ちょっと片付けやってみようかな!」とやる気にさせるのが上手だと思います。

ご自分や周りの人の過去の失敗談も交えながら、簡単に片付けられる方法を紹介してくれるので、親身な感じもあり有り難いです!

この本でも▼こんな風に、物の片付け・処分を進めることを提案しています。

1日15分くらいやって、続きはその翌日にまた15分、その続きはまたその翌日に15分というふうに、少しずつ物を見直していきます。

私も早速、「1日15分片付け」をしばらく毎日繰り返してみました。

  • なんとなく飾っていた思い出の写真。量を減らした(→すっきりして、ホコリも溜まりにくくなった)
  • リビングにあった自分の本棚を、書斎部屋の方に移動(→リビングでの「文字の氾濫」を止めたことで、よりリラックスできる空間になった)
  • 読みかけの本をダイニングテーブルの端に積み上げるのをやめ、読みかけでも本棚にしまうようにした
  • 結果…自分の家のインテリアを、「おしゃれなわけではないけど、自分にはこれくらいが丁度良くて落ち着く」と肯定できるようになった!(これは大きい収穫!)

片付け後の、我が家のリビング。幼児がいる感じがあちこちに滲み出ているし、本当におしゃれでも何でもないです(笑)。あと息子が家にいる時間帯は、もっともっと散らかってますよ!

家の中を断捨離するのに、そのための本を買うの?(物を増やすの?)」と思うかたもいるかもしれませんが。

「部屋づくり・片付けの基本」が分かりやすくまとまったこの本なら、1冊手元に置いておいても良いと思います。

体系的な考え方を身につけて忘れないようにするには、ネットサーフィンしてあれこれ調べるより本1冊を繰り返し読んだほうが良いですしねぇ(最近つくづく、そう思います)。

本の後半には、筆子さんおすすめの「自分の心のケア方法・ストレスと上手く付き合う方法」なども載っていて、あらゆる生活面ですごく参考になります。

読んで良かったです!

▼筆子さんの著書はこちらも、おすすめです。

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