日本の空港到着後のコロナ検査と、シンガポールでの陰性証明作成方法

こんにちは〜!

先日(2021年3月)シンガポールから本帰国のため、関西国際空港(関空)に降り立った私たち一家。

今回は、関空到着後のコロナの検査や、あらかじめ準備していた陰性証明の作成方法について、書きますね。

※注意※
コロナを取り巻く状況は日々変わりますし、今回は個人レベルで調べた(経験した)範囲内での情報を書かせていただきますので、どうか皆さま各々での情報収集をよろしくおねがいします。

海外から日本の空港到着後の流れ

飛行機を降りると、通路にそってたくさんの案内板が貼られているので、案内板に沿って他の乗客と進んでいきました。

流れとしては、

抗原検査 

 ↓

書類(渡航前に準備していた陰性証明)チェック 

 ↓

検査の結果を待つ 

 ↓

「陰性」の結果が出次第、(通常の入国時と同様に)スーツケース受け取り・別送品申告書の提出 

 ↓

帰宅

です。

簡単にではありますが、それぞれの場面を振り返りつつご説明します。

日本の一部の空港で、コロナの検査はPCR検査→抗原検査に変更

2020年7月末から、成田空港・羽田空港・関西国際空港の入国時のコロナの検査は、

鼻やのどをぬぐって細胞を採取し検査するPCR検査から、唾液の採取による抗原検査に変更となったそうです。

 

抗原検査は、1m四方くらいの、三辺を壁で覆われた半個室のようなスペースで、各自一人ずつ行います。

このような漏斗(ろうと)と保存容器が係のかたから渡されるので、漏斗を保存容器の上にセットする形で持ち、

この漏斗に自分の唾液を垂らし、保存容器の目盛りのところまで入れる、という方法でした。

目の前の壁に貼られた紙には、梅干しとレモンの写真、そして「唾液が出にくい場合は、耳の下〜顎の下をマッサージしながら、口の中に唾液を溜めてください」との文章が。

たしかにこれで、大人(私と夫)は難なく唾液を溜めることができました。

 

ですがうちのだんご(1歳男子)にはこれが至難の技で…

なんのこっちゃ訳のわかっていないだんごが大泣きしながら垂らしたよだれを、大人2人がかりで(主に夫がやってくれました)容器に入れました。

一応幼児など唾液を取るのが難しいひとについては、「PCR検査もできますが、ビデオを見てもらってから専門のかた(お医者さん?)を呼ばないといけないので、時間がかかります…」と、係のかた。

だんごが溜めた唾液は大人より少し少量でしたが、「OK」をいただき、家族3人疲労困憊の形相で抗原検査エリアから出られることとなりました。

(息子に優しく声がけをしてくださった係のみなさま、ありがとうございました)

なお、抗原検査の費用は、無料でした。

書類(陰性証明)チェック

抗原検査が終わると、次は書類(陰性証明)チェックエリアです。

ここで提出する陰性証明は、シンガポールにいる間にまっちゃ(夫)がかなり苦労して入手・作成してくれたものです。

まっちゃ

陰性証明は、作成方法が複雑で、手間がかかりました。夫のまっちゃがご説明します

※注意※

前回の記事(「シンガポールで、子供と一緒に渡航前PCR検査をした話。」)で書いたとおり、今回私たちはシンガポールで日系クリニックのPCR検査の予約がとれず、ローカルクリニックで検査を受けました。

日系クリニックの場合、シンガポール政府が提供する証明書も、日本の所定フォーマットでの証明書も、どちらもクリニックが印刷してくださるのかもしれません(何か情報をお持ちのかたは、教えていただけますと助かります)。

ですので、↓の複雑な作成方法は「ローカルクリニックでPCR検査を受けた場合」として考えていただけると良いかと思います。

〜シンガポールでの陰性証明の作成方法と、日本の空港で提出した時の話〜

  1. 外務省のホームページ(https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/fna/page25_001994.html)に日本政府が受け付ける陰性証明書の所定フォーマットが載っています。今回はRT-PCR検査をしましたが、日本政府が認める検査方法にも制限があるようなので、念の為検査方法もクリニックに事前にチェックしておく必要ありです。
  2. ローカルのHealthway GroupのPre-departure Testの受付に、この所定フォーマットで証明を発行してくれるかメールで質問しても返事がなく、電話しましたが…電話も取らない…。ようやく検査の1週間前に電話で確認が取れましたが「Can Can」と軽い反応でした…。
  3. PCR検査当日、先生に日本の書式を見せたら、「あなたが知っているなら大丈夫(?)」と言われる。翌日(ほぼ24時間後)に送られてきたのはシンガポール政府が提供しているデジタル証明のみ…(先生に詳しく聞くべきでした)。
  4. デジタル証明は、Eメールで届きます。最初に届くのは証明内容をPREVIEWできるURL(これは証明としては使えない)、証明書の元となる.oaファイル、Notarise手続きを説明するYouTubeのURLです。
  5. YouTubeを見ながらNotarise手続きを終えるともう一件Eメールが届き、これに付いているQRコードをケータイで読み込むと正式な陰性証明書が手に入ります。それをPCに送り、印刷します(でもこの時点でもうプリンターは引越荷物に入れてしまっていたので、とりあえずPDFファイルで保存し、ホテルの受付にメールし印刷してもらいました)
  6. 大事なのはこの後です。外務省のホームページにある書式に、デジタル証明の内容を見ながら自分で入力し印刷します。先生のサイン欄には先生の名前を書き、スタンプ欄は無視しました…。印刷したデジタル証明と一緒にホチキス留めして、日本に持って行きました。
  7. 入国後税関で一式を渡し、確認を受けたら日本の書式のみ回収されました。…入力間違いがあるとどうなるのか…。シンガポール政府のデジタル証明は返却されました。

おはぎ

まっちゃ、複雑な手続きとそのご説明、どうもありがとう〜!

飛行機を降りてから、かかった時間

飛行機を降りてから、抗原検査〜書類チェック〜「陰性」の結果が出るまでに、1時間半ほどかかりました。

そこからスーツケース受け取り・別送品申告書の提出をして、ようやく完全に自由の身です。

その後まっちゃ(夫)が予約してくれていたハイヤーに乗れたのは、飛行機を降りてから約2時間後のことでした(お疲れ様でした…!)。

 

この記事がどなたかのお役にたちましたら、これ幸いです。

 

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