英語が苦手でも海外で出産したいかたへ。アドバイス2つとおすすめ英語勉強法6つ

英語が苦手でも海外で出産したいかたへ。アドバイス2つとおすすめ英語勉強法6つ

先日(2021年12月)、▼こちらの記事にとある読者さんからご質問をいただきました。

はじめまして。Mと申します。

シンガポール在住なのですが、シンガポールのローカルの病院で出産までされたとのことで、英語は苦手でもローカル病院で大丈夫なのかと、アドバイスがほしくてコメントしました📝急なコメントですが、もし良ければ教えてください😊

Mさん、うれしいご質問コメントをどうもありがとうございます!

おはぎ

そう、かれこれ2年前のことですが、私は海外(シンガポール)在住中の2019年、現地のローカル病院(KKH)で出産をしました。

今回こういったご質問をいただいたことをきっかけに、

当時のことを振り返りながら「英語が苦手でも海外で出産したいかたへ。経験者からのアドバイス」という形で、記事を書かせていただくことにしました。

英語が苦手でも海外で出産したいかたへ。私の経験談とアドバイス

「英語が苦手でも海外で出産したい!」というかたや、「できればローカル病院で出産したい!」というかたへ。私から経験談とアドバイスを綴ります。

妊娠判明時の私の英語力

まず、妊娠判明時(2018年)の私の英語力ですが、まったく大したことはありませんでした

  • 日本の外大卒ではあるが、肝心の大学生活では英語でなく他言語(ロシア語)を専攻
  • TOEICは700点くらい
  • 日本人によくいる典型的な「読み書きはまぁまぁだけど、スピーキングとリスニングが苦手」なタイプ

こんな感じでしたねぇ(まぁ今は当時以下のレベルになっているかもしれませんが)

妊娠がわかった時点で、英語圏(シンガポール)に1年ほど住んでいたわけですが、自分の英語力にコンプレックスがあったと記憶しています。

ただ、「外国人(日本人でない人)と交流するのがシンプルに好き」ではありました(唯一の長所!笑)。

①自分に合った方法で英語を勉強することが大切

英語圏の海外(特にローカル病院)で出産を希望する場合、自分に合った方法で少しずつ勉強を進めていくことが大切です。

おはぎ

特に、妊娠・出産用語を重点的に勉強するのが良いと思います!それまでに聞いたことがないような単語がたくさんあるのです…

海外で妊娠中の当時、私が実際に試して効果があったと感じた英語勉強法や、試してよかったことを共有します。

1、単語帳を作る

海外で妊娠がわかったら…。「海外で出産 英単語」などで検索してヒットしたWebページを参考に、「妊娠・出産に関する英単語帳」を自分で作るのがおすすめです。

▼私は当時から書いていたブログにその内容をアップするのも、モチベーションの維持に繋がりました(インスタなどで公表するのも良いと思います)!

2、本や音声で学ぶ

当時、妊娠や出産、育児に関する英単語を網羅した本・添付CDなどを使って学んだのも勉強になった覚えがあります!

▼私は妊娠中、この「起きてから寝るまで 子育て」シリーズの本を流し読みしたり音声を聞き流していました。海外で子育てをするイメージが自然と湧くのでおすすめです!

3、オンライン英会話

スピーキングとリスニングの練習のために、オンライン英会話を活用するのもおすすめです!

海外在住中、周囲の日本人の間ではレアジョブ英会話ネイティブキャンプあたりが特に人気でした。

私自身、在住中に英語力を伸ばしたくてレアジョブをやっていたことがあります。雑談が苦手な私は3ヶ月ほどで遠のき解約してしまいましたが…(苦笑)。

周囲には楽しく続けて英語力を伸ばしている友人も多いので、合う人にはおすすめです!お手頃な値段でプランも色々あるので、気軽に試してみると良いと思います。

4、先輩ママに話を聞く

これは妊娠中に私が試して良かったことなのですが、機会があれば、現地(海外)に住んでいる先輩ママさんに話を聞くのもおすすめです(相手が日本人でももちろんOK)!

会話の中で、現地での子育てでよく使う英単語を知れたり、出産後の産褥ナニーさんのおすすめ派遣会社なんかも聞けたりして、とっても参考になりました。

▼シンガポールで産後1ヶ月、ナニーさん(アンティ)と過ごした日々の話です

5、ベビー用品を自分で入手する

日本国内とは勝手が違い、ベビー用品の購入にもエネルギーを要する海外生活。

ですがここは可能であればぜひ、少しずつでもご自分でベビー用品を入手していくことをおすすめします!

おはぎ

「これって何に使うの?」「これは必要かな?」「当地だとどの販売サイトで買える?」と自分で考え調べること自体が、後々の出産・育児に確実に役立ちます!

6、バースプランを英語で書く

出産を担当するお医者さんに「書いてもOK」と言ってもらえたら、ぜひバースプランを英語で書いてみることをおすすめします!

ちなみにネット「How to write birth plan in 国名」で検索すれば、その国の出産事情に合わせた例文サイトが出てくるのでおすすめです^^

②海外で出産するにあたって、気を付けてほしいこと

私が自分の経験を振り返り、「海外で出産するにあたって気をつけるべきだった」と感じているのは、強いて言うならば「自分の体調」に関することです。

私は甲状腺疾患の橋本病というのを患っているのですが(妊娠前〜妊娠中や、現在は基本的に無症状)

妊娠前〜妊娠中〜出産直後は、甲状腺ホルモン調整のための薬を少量飲んでいました(私の出産した病院KKHでは、産婦人科医さんとの診察に加えて、甲状腺専門医さんの診察もしてもらえました!)

その薬も産後数ヶ月後には切れたのですが、当時の私は海外での育児に奮闘するあまり、自分の体調のことを構う余裕がなく

産後半年頃に体調不良で病院に行ったら、病気が悪くなっていて甲状腺ホルモンが乱れていたことが判明しました…!(その後薬を再開しすぐ元気に。)

おはぎ

思い返せば、妊娠中に専門医さんも「産後の病状に注意してね」と言ってくれていた覚えが…。

海外で妊娠・出産されるかたは、ご自分の体調の変化(持病がある場合は特に!)に、注意してほしいと思います。

お医者さんからの、持病に関する英語での説明は、わかるまで何度でも聞く姿勢が大切です。

おわりに:英語が苦手なかたが、海外で出産するために

読者さんからの質問をいただいたことをきっかけに書いた、今回の記事。

まったく自慢にならない程度の、ごく普通の英語力の持ち主だった(今も)私ですが。

こんな私だからこそ、「英語に苦手意識がある」かたに向けて、自分の経験談からアドバイスできることもあるかと思い、書きました^^

私はこのくらいの英語力・勉強法で、なんとか妊娠〜出産をシンガポールのローカル病院で乗り越えられました(実際は、何度も言い直してもらったり、フィーリングで何となく理解してた時もありましたが笑)

 

シンガポール人は英語が苦手な人に対して優しかったりもするので、やはり同じ英語圏でも、海外出産は国によって難易度に差はあると思います。

 

ということで…。

英語が苦手な(苦手意識がある)かたが海外で、特にローカル病院で出産することは、決して「めちゃ簡単」というわけではありませんが。

「ご自分がどこの病院で産みたいか」を優先され、それに合わせて少しずつでも情報を積み重ねていけば、きっと不安は和らぐもの、と思います。

 

この記事が、今回ご質問をくださったMさんをはじめ、海外(英語圏)で妊娠・出産を考えているかたのお役に立てばとっても幸いです!

そして、皆さまが今後きっとご無事に出産され、赤ちゃんが元気にすくすく育ちますように。願っております〜!

 

2 COMMENTS

みす

おはぎさん
早速まとめていただき、ありがとうございます😊
とても参考になります〜!おはぎさんのブログ発見も、そして、さらに海外出産についてまとめていただき、感謝感謝です!!
私も参考に頑張ってみまーす♪♪

あ。色々と記事を拝読したのですが、なんと!同い年だったことにまた嬉しく思いました)^o^(笑

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ohagi

みすさん、ありがとうございます〜!
記事タイトルなど分かりやすい感じの文章にした結果、ちょっと上から目線な感じになってしまったかもですみません😂
実は昨日記事投稿後、これじゃみすさんからの質問の答えにビミョーになってない気がして、「こんな感じでなんとか乗り越えられた(時々フィーリング有り)」と記事最後に追記しました!(笑)
みすさん、ファイトです!♪
長々とした記事を読んでくださり、ありがとうございます^^

わ〜同い年!!うれしいです!!これからもよろしくお願いします〜(*^^*)

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