こんにちは!
先日の2019年5月、海外はシンガポールのローカル病院KK hospitalで予定帝王切開にて無事に男の子を出産しました。
今回は、出産体験記を書かせていただきます〜(^^)
シンガポールでの出産体験記ブログ(予定帝王切開@KKH)
手術当日、病院到着〜麻酔前までの流れ
9am
タクシーで病院到着。
地下一階のDay surgeryコーナーで、待合番号の紙を取って結構待つ。
10am
夫婦のID・パスポートなどを提示し受付を済ませ、その後私の個人情報や病歴・飲んでいる薬などの確認作業。
胃を保護するシロップを飲む、剃毛される。
「この後しばらくはトイレが近くに無い所に行く」と言われ、トイレを済ませる。
11時過ぎ〜12:20頃
オペ棟に移り、まっちゃ(夫)としばし別れる。
手術着に着替える。
可動式ベッドで横になり、オペ室の外のエリアで待つ。
この間に、何人ものナースさんが繰り返し私の個人情報の確認作業に来る。
また、対応してくれる多くのナースさんがおはぎのバースプランの紙に目を通してくれているようで(書いて良かった。。)、
「日中だけ赤ちゃんとの同室を希望と書いてありましたが、本当にそれでいいのですか?
うちは、より早く新生児との生活に慣れるように基本的には24時間同室制度をとっていますよ」
とナースさんから説明を受けた。
「やっぱり夜も同室でお願いします」と、プランを変更させてもらう。
目の前の壁についてる電光掲示板の時計を見ながら、「手術予定時間の12時過ぎたな〜…」とぼんやり思う。
その後オペ室に移動。
オペ室にまっちゃの姿がないので「夫はどこですか」と麻酔科医にきくと、「このあと外に呼びに行きますからね」と答えてくれる。
硬膜外麻酔をうつ
12:30頃〜
手術前最後の腹部エコーチェック。
今日もだんご(息子)の姿勢はやはりお尻が下であることを確認し、帝王切開となることが完全に決定される。
左手の甲に点滴の注射を指す(点滴の液を流し始める最初のタイミングが痛く、その後はかすかな痛さが続く)。
ベッドに座り背中を少し丸めた状態で、麻酔科の先生が背中の真ん中あたりに硬膜外麻酔の注射をうつ(これはほとんど痛くない)。
お腹の上の方から足先までの感覚がなくなってくる。
お腹は触れられると分かる(冷たさは分からない)、足先は触れられても分からない程度。
私の目の前に大きな布がかけられ、視界が隠される。
尿管が通される。
Edwin先生(妊娠初期の検診時からずっとお世話になっている主治医)が”Hello〜”と颯爽と現れ、いよいよ帝王切開開始。
いよいよ、帝王切開手術
何か鋭利なものでお腹を切られているという感覚がある。
これは、思った以上に感覚がある。というか、ちょっとだけ痛い気がする(気がするだけかもしれない)。
麻酔がちゃんと効いているのか不安になり
「あの、ほんのちょっと痛いんですけど…これは普通ですか(¯―¯٥)」と麻酔科医にきくと、「普通ですよ」と優しく答えてくれた。そうか、それならいいのだが…。
今まで、手術系の医療行為に特別な恐怖心はなく「ま、大丈夫だろう」と思って割とどーんと構えていたおはぎでも、
この時ばかりは緊張と不安感がピークに達しているのが自分でわかった。
【このときの私の対処法】
- 息を吐くほうに特に集中する深呼吸(陣痛時に役立つと、ネットで読んでたやつ)
- 「帝王切開はこれまで世の多くの女性が経験したこと、だから大丈夫だ」と脳内リピート
- 「シンガポールの医療とEdwin先生の腕は確かだ、だから大丈夫だ」と脳内リピート
↑①〜③をとにかく繰り返す。わりと効果ありでした(特に①)。
必死に対処中、ようやくまっちゃがオペ室に入れられる。
枕元でおはぎの指を握り励ましてくれ、大変心強い。
切開し始めてからものの10分も経たないうち?に、お腹からだんごが出された!
10秒近く、泣き声を待つ心配に満ちた沈黙の時間がある。
すると、だんごが無事泣き声を上げた。
とすぐに、先生が私とまっちゃのほうにだんごを近付けて見せてくれ、初めての対面。
とっても小さい。そして、愛らしい。。
そのあといったんだんごとまっちゃは処置のためオペ室の外に出る。
数分後、私のお腹の縫合中、だんごだけまたオペ室に戻ってきて私の胸にのせられ、初めての授乳。
「○○くん、可愛いねぇ」と何度も繰り返す。
おはぎはまだ、赤ちゃんに対する声掛けのボキャブラリーが少ない。
それでも、彼はお腹の外に出てまだ間もないため不安を感じているだろう。
「ちょっとずつ外の世界に慣れていこうね」
「まだあんまりお乳出てないだろうけど、一緒に練習していこうね」
「お母さんお腹を縫ってて不安なところに、〇〇くんが来てくれたからリラックスしたよ」
などと思いつく言葉を何でもかけてやった。