※この記事内の情報は、2019年当時のものです。いまは当時とは事情が変わっているかもしれませんが、参考になりましたら幸いです。
お読みくださり、ありがとうございます!
この記事は、前回の「海外(シンガポールKKH)での出産体験記」記事の続きで、お産直後の入院生活1〜2日めの記録です。
5月2日(出産直後。産後入院生活1日め@シンガポールKKH)
13:30〜14:00頃
オペ室の外で2回目の授乳。
途中でまっちゃもそばに来る。
そのあと個室の病室へ通され、しばらくまっちゃと2人で過ごす。
16:20
お腹の傷跡の痛みが少し強くなってきたので(といってもまだ全然大丈夫なレベルではある)、
ナースコールで看護師を呼び「pain killerを下さい」。
痛み止めを飲んで効き始めるまでに多少時間かかるしな、と思って早めに。
というのもあるし、事前に病院にもらった、帝王切開後の痛みに関する資料に
「がまんせず定期的に痛み止めを飲むことにより、痛みの慢性化を防ぐことができる。
それにより、産後のdepressionも防げる」
と書かれていたので…。
そのあとすぐpanadolを2錠、少しの水で飲ませてもらう。
30分ぐらいで、なんか少し効いてきたかも…。
18:00-19:30
看護師さんがだんごを部屋に連れてきてくれ、念願の再会。
長めのskin to skinタイム。
少し写真を撮る以外はずっと、授乳の練習をする。だんごは実質数分間しか吸っていない。
ここから毎回3の倍数の時間(3時間ごと)に、
ゆっくり1時間ぐらいかけて授乳をし始める。
19pm
それまで少量の水だけ飲んでもOKだったのが、好きなだけ飲んでよくなった。
足先から膝の感覚も戻り始め、指導された通りに1時間ごとにベッドの上で足を動かす(血栓予防のため)。
20pm
ホットmiloとビスケット4枚の晩ごはんが与えられた。
5月3日(産後入院生活2日め@シンガポールKKH)
0am
2回目の痛み止め(panadol2錠)をもらう。
2am
0amからの授乳もそれまで同様さほど母乳が出ず、
そのあと物欲しそうに口をもごもごし始めたので、
看護師さんにミルクをあげてもらった。
ここで使われるミルクは、最近話題の液体ミルク。初めて見た。
6am
液体ミルク
産後初めての夜は、
左手の甲に刺されたままの点滴の針の痛みと、
お腹の傷口の痛みと、
尿管がつながってるのが気になるのと、
足の血栓を予防するために両ふくらはぎに取り付けられた圧迫機械の音が気になるのと、
今日産んだ我が子がすぐ隣のベッドで横になっていることによる興奮と…etcで、
一睡もできなかった。
妊娠中にたくさん寝ていたし、寝られなくとも病室の居心地は良いので、全然良いのだが…
あの状況で寝られる人って、いるのだろうか?
8am
朝ごはん、産褥粥。
日本人好みの薄い塩味で具材豊富。ここの食事、おいしいじゃないか。
この次の食事から、
毎回事前に食事担当の女性スタッフさんがメニューを持ってきて
メイン料理とスープ、飲み物、デザートの希望をきいてくれる。
このスタッフさんの笑顔がとても感じが良く、食事を選べるのも楽しく、毎回うれしい時間だった。
10am
授乳レッスン。
ベテランの風格を醸し出す、lactation(授乳)教育担当のナースさんが病室に来てくださり、
激しくも愛情のこもったレッスンを受ける。
だんごは口元や手足をやや乱暴に掴まれ大泣き、
おはぎは笑いをこらえながらも早口の英語を聞き取るのに必死。
授乳前のおっぱいマッサージのノウハウと、
「とにかく赤ちゃんが口を開けかけた瞬間におっぱいを押し込むのだ」という教えを乞う。
あのナースさん、また会いたいなぁ…。
11am
左手の点滴の針、尿管、お腹の傷跡に貼っていた医療用テープ(何枚かのうち大きめの方?)、ふくらはぎにつけられていた機械が外され
一気に自由度が増す。
12pm
看護師さんに介護してもらいながら、1日ぶりに歩く。部屋の中のトイレ往復。
ここから引き続きの痛み止めの服用と、医療用のお腹のバンドの使用により少しずつ歩けるように。
12:30
お昼ごはん。
午後、
ちょっとだけ寝られた。
7pm
まっちゃの職場のローカルスタッフ、LさんとJさんが会いに来てくれた。
おはぎの希望の品であるいちごとりんご(しかも高級めのやつ)を買ってきてくれた。
ありがとう!!
▼産後入院生活の続き