春の日のこと|シンガポールで妊娠が判明しました

さぼりっぱなしのブログにもかかわらず読みに来てくださった皆様、ありがとうございます。(*´ω`*)

 

タイトルの春の日というのは、来年(2019年)の春のことです。

突然ですがこの度、私おはぎは大変ありがたいことに我が子を授かりました。

おはぎとまっちゃ(夫)は、それはもう大変に喜んでおります。

まだまだ小さな命ですが、今後お腹の中ですくすく成長してくれることを願うばかりです。

来年の春、出産予定です。

シンガポールのローカル病院で検診中です

今はこちらのローカル系の病院で検診中で、今後も問題なければその病院で出産もしたいと考えています。

今は妊娠初期ということもあり、食べつわりと眠気と便秘と戦う日々です。
(↑これが今の私の三大症状です。
このうちの便秘だけは、病院でサプリをもらったりもしてますが
本当に深刻で、これだけでも良くなってほしい・・・苦笑)

やはりまだ極小とはいえ人ひとりの命を授かれば、自分の心や体も何かと変わってくるもので、
その変化を嬉しく、たまに凹みながらも注意深く観察する日々です。

妊娠中はネットなどひとつひとつの情報に敏感になったり時にあれこれ考えすぎてしまうのも事実ですが、

できるだけ心穏やかに、
気を付けるべき部分は徹底的に気を付け、
他の部分はどしんと構えて
我が子の誕生の日を、まっちゃとわくわく楽しく過ごしながら待ちたいと思っています。

私の好きなさくらももこさんのエッセイから一節

それで唐突ですがここでひとつ、
私が大好きなさくらももこさんのエッセイ「そういうふうにできている」から、お気に入りの一節を紹介します。
これは、ご自身が息子さんを出産したときのことを書かれたものです。

 

「彼はまだ小さいという理由で今は生きる術を知らない。
だから私達は世話をしてやる。
”家族”という教室に”お腹”という通学路を通って転入生が来たようなものだ。
遠い町から転入してきた彼を、クラスメイトの夫と私は歓迎し、今後仲良くしていこうと思う。
彼が知らない事は教えてあげ、いろいろな体験を共にし楽しく過ごすであろう。
お互いの絆は固く結ばれ、かけがえのないものになると思う。」

なんてすてきな文章なのだろうか。。。(´ー`)

 

この文章を読むとき、私は超私事ながら、
あれは私が小学3年になりたての春のこと、
転校生として新しい街(岡山でした)の小学校に初めて登校した日のことを思い出します。

大きな期待と緊張、そして多少の不安を胸に登校し、
体育館の大きなステージで自己紹介を済ませはしたものの、
いかんせんその日は新学期の初日で学校は半日で終わりだったので
友だちを作るチャンスがほぼほぼなかった。

それで「ああ、初日はひとりも友だちが出来なかったな。まあ人生こんなものだよな」とか悟りながら
うつむき加減で学校の下駄箱に上履きを入れて帰ろうとしたとき。

あれは確か、同じクラスのエリちゃんとモエちゃんが(←2人とも性格が良い上に可愛い)
「おはぎちゃんだよね?一緒に帰ろう♪」と天使の様な笑みで声をかけてくれたのだった。

 

・・・うららかな春の頃の若き日の記憶。。(´ー`)

言うなれば、来春産道を通り新しい世界に足を放っぽりだす我が子は
あの日の私のような、不安と期待その他諸々な感情を胸にしていることだろう。

そうして何かぽかぽかとした安心感を求めて
私とまっちゃ(立ち会いできるかな~)の方にまだあまり見えないその目を向けるだろう。

その瞬間からおはぎとまっちゃと赤ん坊の長い長い新学期が始まります。

私達は先に何十年この世界で生きてきたクラスメイトとして、
どこまでも甲斐甲斐しく、彼?彼女?のサポートをし、共に様々なことを学び、
時にはけんかもするだろうが、なるべく仲良く楽しいクラスを共に創っていこうではないか。

さくらももこさんのこの文章は、こんな風に肩の力を抜いて親子の関係について考えさせてくれる、私にとって大切な文章で。

素敵な文章をこの世に残してくれて、ありがとうございます。(´ー`)

 

私達がそんな春の日を迎えるのは、まだもう少し先のことです。

 

 

 

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