タイトル通り、私おはぎはこの春、
KKHで男の子を出産する予定にしています。←年末に性別確定しました^^
今は7か月の中期で、初期に引き続き今も検診は月イチペースです。
たまに「病院はどこで産みますか?」ときかれ、
「KKです。あの、ローカルの国立の」と答えると、
「珍しいですね」と言われる私。
(それぐらい、日本人の妊婦さんはシンガポールの日系私立病院で産むか、日本に里帰りして産むかたが多いのです)
そしてこの会話↑のたびに、
「はて、このひとは英語ができるのか」と勘違いされては困ると思い、
「いや~、検診での英語とか本当毎回わからなさすぎて・・・アハハ( ;∀;)まぁ、家から近いんですよ~」
などと、きかれてもないのに自分を貶める手段に出る私。
別に誰も最初から勘違いしてないってのに。笑
KKHでの出産を決めたのは、他にもいくつか理由があるので、あとで書きますね。
それで、通い始めてわかった、KKHのいろんなこと。
私が妊娠発覚したとき、
KKHでの検診・出産について書かれた数少ない日本人さんのブログに助けられたあのときのように、
私なんかでも、最新事情を記しておくことで、また今後誰かの参考になれるのであれば、それはうれしい!
一方で、妊娠や出産は大変大切なテーマであり、時に命懸けともなりえることなので、
決して一方的にローカル病院を勧めるような内容にはならないようにしたい。
私の経験談を紹介しながらも、
最終的には読んでいるかたご自身が主体的に病院選びをする手助けになれば、幸いだと思っております。
・・・長々しくなってしまったが、では早速今回の記事から、
私の経験談や、思うことなんかを綴っていきたいと思います!
まず KKHは・・・KK Women’s and Children’s Hospitalの略。
産婦人科と小児科の専門病院。
内部はWomen’s tower(産婦人科)とChildren’s tower(小児科)に分かれています。
women’s tower1階にはちょっとしたモールも入っていて、
フードコートがあったり、
子供用品店があったり(このmothercareは、モール内に2店舗有り)、
赤ちゃんの髪の毛で筆をつくるお店とかもあります。
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・・・とこんなKKに通っているおはぎですが、健診のとき、私はいつも少し緊張しています。
体調のためにもなるべくリラックスして過ごすことを心掛けてはいるものの、
やはり今回が初めての妊娠であること、
初期・中期は月イチしか健診がなく用語にも慣れにくいこと、
受付の人や先生の言うことをたびたび聞き返したり、
自分の言いたいこともゆっくりとしか言えない自分の英語力・・・
そういういろんなことが相まって、ここに来る日はいつもこわばってしまう。
人によるとは思うけれど、やっぱり海外で日本語の通じない病院に通うというのは、
自分なりにそういう不便や不安となんとか闘っていかないといけない
ってことなんだよなぁと実感していて。
前に一緒に検診に来てくれたまっちゃが、
病院で明らかに不安な顔をしだした私(笑)を見かねて、こう言ってくれたことがありました。
「KKってほんま全然日本人の人いいひんなぁ。
おはぎちゃん、こんな所に毎回がんばって一人で来てえらいやんか(*´ω`*)」
確かにKKに通ってはいるけれど、だからといって私は院内でいつもおどおどしているし、えらくもなんともない。
それでもいろんなことに敏感になりすぎているときの私には、
お世辞でもこういう言葉がありがたかったりするのでした。
こういうまっちゃの心遣いにはいつも感謝感謝ですね。
そもそも私が、シンガポールで日系病院ではなくKKを産院に選ぼうとしているのには、
いくつか理由があり・・・
①検診費・出産費を抑えるため(うちは一部の費用が自己負担なので。)
②家から比較的近いため
③KKは昔からお産の取扱件数が多く
(一説によると、一時期はシンガポールで出産する女性の1/3のひとがここで産んでいたらしい)、
実績のある病院であり、安心して産めそうだと思ったため
④実際に通い始めてみて、KKのスタッフさん・お医者さんたちが皆親切であり、
ゆっくりとした英語で穏やかに分かりやすく話してくれるかたが多く、好感が持てたため
⑤あえて、日系病院ではなくローカルの国立病院でチャレンジしたいと思ったため
⑤については、完全に私個人の考え方によるものであり、
日系病院で産む妊婦さんに対して何か意見があるわけではまったくないです!
(むしろ、日本語が通じる病院でのお産のほうが、安全度は高いだろうし賢明だと思う…!)
ただ私は、シンガポールにいる間に何かひとつぐらいは、
少しだけ自分のコンフォートゾーンを離れてチャレンジしたい。
そしてなんとかこの出産を乗り越えることで、
これから始まる長い子育てを前に少しでも自分に自信をもちたい。
そういう新米母の単なる自己満精神からきた決断です。(`・ω・´)
そんな私の心中を知ってか知らずか、
お腹の中の子は今日も、自分の体内時計に沿って寝たり起きたりを頻繁に繰り返しているよう。
そして時々気まぐれに私のお腹を蹴る(ここ1か月くらいでこの胎動が強くなってきた)。
また最近は、指をしゃぶって呼吸の練習をしたり、
へその緒を体に巻き付けて遊んだりもしているらしい。
そんな姿がなんだか、
「チョットお母さん、自分のことは自分で解決してよね。
僕は僕でけっこういろいろ忙しいんだから」(←完全なる私の妄想です。)
と言っているようで、なんともかわいらしく、
勇気づけられる思いのしている、最近のおはぎなのでした。