産後入院生活3〜4日め @シンガポールKKH

※この記事内の情報は、2019年当時のものです。いまは当時とは事情が変わっているかもしれませんが、参考になりましたら幸いです。

お読みくださり、ありがとうございます!

5月2日、シンガポールのKKHで予定帝王切開にて出産しました。

この記事は、前回の記事「産後入院生活1〜2日め@シンガポールKKH」の続きです。

5月4日(産後入院生活3日め)

早朝4:30

KKでは度々いろんなナースさんが、授乳の状況を確認しに部屋に来てくれる。

「直近で何時に授乳した?そのときは飲めてた?」
「3時間間隔だから、次は○時からね」
と、新米母の母乳育児(すでに母乳とミルクの混合ではあるが)に積極的に関わってくれる。

 

この日この時間に来てくれたナースのDariaさん、

「じゃあ今から授乳しましょう。手伝うから」。

昨日の午前の授乳レッスンによって少しはコツをつかみ始めていたおはぎとだんご。
でもこの時は、いくらナースさんが起こそうとしてもだんごが起きず、
なんと1時間も付きっきりで一緒に起こそうとしてくれた。

そこまでして無理に起こそうとしなくてもいいような気もしたが、
母乳の出を良くするためには、生後数日めの授乳は1回1回が重要ということなのだろうか・・・。

おはぎはこれから、必要時にはミルクにもどんどん頼っていこうと思っている。

でもこの時ばかりは、
病室の薄明かりのもと、ひたすらだんごの手足を握ったり背中をさすったりし続けてくれた彼女を横目に見て、
産後直後の授乳のスタートダッシュがいかに大切であるかを感じた。。

逆に言うと、
そう母親に感じさせるのが、自分たちの役割である、と
ここのナースさんたち皆が思っているようだったなぁ。

なんだか個人的に、忘れられない夜更けの情景となりました。

 

ところで明日で退院かと思うと、この入院生活もなかなか快適で(ナースさんは皆可愛く優しく丁寧だし。。)、病院を離れるのが寂しい気もする。

ただ、手術の日から浴びていないシャワーをそろそろ浴びたい。
今日から浴びても良い、とナースさんに言われた気がしたが、
まだ体がぼろぼろで、病室のシャワーには入る気になれない。
明日家に帰ったら入ろう、と思う。

5月5日(産後入院生活4日め)

入院生活4日目、退院の日。

お昼の12時頃に、ナニーさんに病院に来てもらう予定だったので、
朝食をとったり荷物をまとめたりで、バタバタしていた。

(というかこれを読んでいる方はすでにお分かりだろうが、
5月4日ぐらいからはとにかく寝たいのもあり、あまり詳細に物を書く時間と余裕がなかった。( ;∀;)w)

 

入院生活のあいだお世話になった、ナースの責任者のMariaさんとまっちゃとだんごと、4人で写真を撮った。
(おはぎの顔はすっぴんだった上、ものすごくむくんでいた)

ふたりめを妊娠中だというMariaさん、しんどい顔ひとつ見せずとってもチャーミングな笑顔でいつも対応して下さった。

おはぎは入院中はなかなかお化粧をする気になれなくて毎日すっぴんだったのだけど、
それでもお世話になったナースさんたち1人1人と、もっと写真を撮れば良かったな、と退院後には思う。
一生の思い出だもんなぁ。

 

それまでだんごをくるんでいたおくるみは病院のものだったけど、
妊娠中にこっちのIKEAで買ったおくるみ(柄違いで3枚入り$10ぐらいだったと思う。とっても可愛い。↓の写真のやつです)を退院にそなえ巻いてやった。

 

12時、
ナニーさんとagentの担当者のかたが病室に来てくださり、
契約内容の確認作業などをする。
そしてまだお昼ご飯を食べていなかったおはぎは、まっちゃにもつまんでもらいながら急いで食べ、
そそくさと病院をあとにした。

(退院時は、おはぎはお腹の傷口に響かないようそろりそろりと歩くのがやっとでバッグ1つしか持てなかった。
残りのものすごい量の荷物をまっちゃが持ってくれ、
ナニーさんがだんごを抱っこしてくれてタクシーで帰る形となり、
2人の存在が大変助かった。)

 


KKのタクシースタンドにて

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

・・・ようやく。入院生活の記録をブログに書き終えられました。。
産後2ヵ月以上たってる。ww

といっても文章のほとんどは、入院中に書き留めていたことだったのに。
この2ヵ月あまりのあいだ、こま切れに自分の時間はあったし元気だったんですが、
文章をまとめてブログにアップする余裕はなぜかありませんでした。。

遅くなり、スミマセン!

 

そして今、出産・入院生活をふりかえってみて思うこと。

おはぎのKKでの出産と入院生活は、本当に幸せなものだったなぁ。

お医者さんもナースさんも皆経験豊富で、
立ち振る舞いからおはぎへの処置や薬の説明まで何から何まで、
完璧な対応をしてくださったなぁ。
いつもみなさん笑顔だったし。

おはぎにとってこの4日間は、
色で言うなら、KKのアイコンカラーの桃色で。
じんわり温かい感動や幸福感、はじめての数々の経験で溢れております。

なのに、日に日に大きくなるだんごを前に、ちょっとずつこの頃の記憶がうすれていくのが寂しい。

だからこうやってブログに書いておきました。

そして今回のおはぎのささやかな経験と記録が、また誰かの役にたちますように。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!

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6 COMMENTS

在星妊婦です🤰

私も費用と面と近所なので途中からKKに転院して分娩もKKHの予定です!それにDr Edwinです!!
女の子の予定ですが、現在8ヶ月直前なので最新のKKH関連の記事すごく参考になりました!
会陰切開、英語、シンガポールで検索してたどり着きました。
貴重な情報ありがとうございます😊

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ohag1

在星妊婦さま
うれしいコメントありがとうございます‼😊
KKに転院されて先生もEdwin先生なのですね!私はKKで日本人の妊婦さんを見たことが無かったです…うれしいご縁ですね(^o^)
海外での出産でご不安などもあるかもしれませんが、
記事に記したとおり、KKは設備も人もすばらしい病院でしたので、ご安心してご出産にのぞまれてください🤗
また、KKのことで何か疑問などありましたら、私が知っていることがあるかもしれませんので、なんなりとおっしゃってくださいね!
応援しております☺️

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在星妊婦です🤰

温かいお言葉ありがとうございます〜!
私もKKで日本人みたことないので嬉しいです〜😊
時々出産してる人いるはずなんですけど圧倒的に少ないんでしょうね。。。
KKHで行なっているブレストフィーディングのカウンセリングとか受けられました?
英語だけど初産なので受けてみようと思ってるんですが、入院中に授乳教えてもらえるならいいのかな。。。色々悩みます!
私も見習ってバースプランは作成してみます!!

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ohag1

そうですよね、私もKKで検診・出産された数少ない日本人の方のブログをよく読んでいました!
出産前は、私はブレストフィーディングの講習は受けませんでした。
確か、なかなか高額でしたし、一度検診中Edwin先生にそれについてきいてみたところ、「産後、入院中に教えてもらえるから、今はわざわざ受けなくていい」と言われた記憶があります😂結果、入院中のものだけで十分でしたよ!
ちなみに、hospital tourは参加されましたか?
私は8ヶ月のときにまっちゃと参加しましたよ!
診察室のあるほうから、フードコートkopitiamに向かう途中の廊下右手にあるpatient education centreで申し込めます。
バースプラン、ご納得のいくものが書けると良いですね😊
そして、同じ初産なのですね!
妊娠中は本当にいろいろ迷ったりしますよね〜。
でも産後はこんな適当なおはぎでも、のほほんと母さんできておりますので、きっと大丈夫ですよ〜♪

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ゆーみん

こんにちは。貴重な出産体験の記事、興味深く読ませて頂きました!
私も予定帝王切開で出産予定の妊婦(16週)です。
現在出産病院選びに奮闘しており、こちらの記事大変参考になりました。
一番心配しているのが、分娩費用、入院費用なのですが、、
KKホスピタルさんで出産されたときの概算など、もし可能でしたら教えていただけないでしょうか…🥺🥺

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ohag1

ゆーみんさま
遅くなりごめんなさい!!
こんにちは。ご懐妊おめでとうございます(*^^*)
予定帝王切開のご予定なのですね!
KKでかかったお金ですが、
出産・入院費のmother fee→約S$8,600
出産・入院費のbaby fee→約S$1,340
でした。
どちらも、予定帝王切開でsingle bed room、3泊4日の料金です。
mother feeの方は、入院直前にひとまず$11,455を払いましたが、結局上記の金額しかかからなかったため、後日返金してもらえました。
金額は、人それぞれけっこう違ってくるのかもしれませんが、私の場合はこれぐらいでした〜。
病院選びのご参考になさってください😄そして何よりご無事のご出産を願っております😌🍀

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