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「何者」なのかという問題。

こんにちは!

突然ですが今日、家で映画「何者」を観ました、おはぎです。
それで、めったにこういう記事は書かないのだけれど、
ちょうど映画の内容が、ここ数年ぐらい、日本とシンガポールで私が考えていたこととあまりにもリンクしていたので、
ちょっと勇気を出して今の気持ちを書いてみようかなと思いました。
なんとなくでも、読んでくださっている皆さんにも伝われば幸いです。

まず映画の内容は、こんな感じでした。

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大学の演劇サークルで脚本を書き、人を分析するのが得意な主人公:拓人(たくと)と、
彼を取り巻く4人の学生たちが、さまざまな思いや悩みを抱えながら就活に励むストーリー。

最初は積極的な議論を重ね、互いに協力関係を築いていたように見えた5人。
やがて企業から内定をもらう者が出てくるあたりから、
個々の中でそれまで抑えられていた妬みや本音が露わになる。
エンディングに向けては、彼らは他者に矛先を向けることをやめ、徐々に自分を見つめ直していくようになる。

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私はこの原作の本を読んでおらず、
映画の公開から2年近く経った今初めて映画だけを観ました。
それで、私の就活は今からけっこう前ではあったものの、
映画内の学生たちの心情と、
そこから数年経った私と同世代の人たちの心の機微みたいなものは、
かなり通ずるものがあると思いました。

そう、私達が共通して抱えているのは、自分は「何者」であるかという問題。

私世代のひとは、家庭において、社会のコミュニティーにおいて、職場において、
常に自分の立ち位置や役割を探しながら生きている。
いま私と同じぐらいの年齢(学校卒業後、大体20代後半~30代前半)の人は、ほぼ皆さんそうじゃないかと思う。
私達は、個々の所属する家庭や社会でのいろんな経験がまだ浅くて、今まさに奮闘している最中。
だから「これが自分だ、これでいいんだ」という確固たる実績や自信をまだ得られていない人が多い。

日本に居たって、シンガポールに居たって、きっとみんなそうなんだよな。
と私はこれまでいろんな人を見たり、話を聞いたりして思う(もちろん自分も含めて)。
どこに居てもどこに所属していても、みんな心の奥でもがいているように思う。

でもそこまではまだ良いのだけれど、
それでその不安がどんどん大きくなってきて押しつぶされそうになったら、その人はどうするか。
この映画の主人公の拓人のように、
往々にして、社会的に自分とは違う「肩書き」をもっていたり、自分とは違う道に進もうとしている人のことを、
うわべだけで分かったふりをして分析をして、
嘲笑ったり、自分より下に見たり、心無い言葉を発してしまったりするのだろう。
そうすることで、「大丈夫だ。僕は、私は、まだこの人よりは上の所にいる」って思っていたいから。プライドを保っていたいから。

でも出来る限り、
私はそんなことはしたくないし、周りの人もそうであってほしい。と思う。
(※実際私の周りにいる人はみんなとっても善い人で、そんなことをする人はめったにいません)

映画の中で、脇役のサワ先輩という人が拓人に
「他人のたった140文字の発言(twitterでのツイート)からだけで、相手のことを全部分かったように思うのやめろよ」
みたいなことを言う場面があるのだけど、本当にそうだよなぁと思う。

例えば、この国にいる日本人に限って言うと・・・
相手が独身であろうと結婚していようと、
駐在員であろうとその妻であろうと現地採用であろうと、
だからって何だと言うのだろう。
そんなのは全部、その人をかたどるファクターのほんの一面にしか過ぎない。

せっかく何かの縁があって出会った者同士(仮にまだ直接出会っていなくても、同じ国にいる者同士)なのに。
ときどき一部の人のそういう「攻撃」ならぬ「口撃」みたいなものを耳にするのは、少し悲しいです。
悲しいだけでなく、そこから生まれるものは何もない。言われた方の心も言った本人の心も濁っていくだけだと思います。

今の世の中、みんな「何者」かになろうと、日々与えられた環境の中で頑張っているんだと思う。
お互いにもっと構えず、
相手の事情や生活のことをよく分からないなりにも想像して、
思いやりと労りの気持ちを持って接する、
もっとそんな人間関係が広がっていけばいい。

そんな密かな願いを、自分への戒めも込めて、ここに書いておこうと思いました。


写真はなんとなく、6月に行ったベトナム、ホイアンのランタンマーケット。
「みんな違って、みんないい。」的な。笑

読んでくださり、ありがとうございます!

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